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「車両保険は高いから加入する必要ない」と考えている方いませんか?自動車保険料の割合からみても車両保険は自動車保険全体の5割以上の費用が含まれています。
しかし、保険費用の割合の中でも費用が多いということはそれだけ万が一、事故があった場合に有効な保証内容ともいえるでしょう。
この記事では「車両保険がいらない」という方に向けて知恵袋で調べた結果を元に記事を紹介します。「車両保険」について悩みを抱えている方は是非参考にしてみてください。
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車両保険はいらない?と知恵袋で調べた結果のまとめ
知恵袋を確認すると現在14件もの回答が紹介されていますが、2015年10月9日の情報が最新であり、2022年現状の車両保険の内容と少し異なる可能性が考えられます。
知恵袋の情報を元に下記では「車両保険」についての情報を紹介していきます。
「知恵袋での質問と回答:2015/10/9
質問
車両保険に入るべきでしょうか? もちろん皆様の考えで入る・入らないはあると思いますが… ・車両:アウディ S3 スポーツバック ・新車購入(法人名義) ・車両保険:610万円(免責:5-10万円) ・対人、対物無制限 ・26歳以上補償 ・保険会社:損保ジャパン日本興和 ・ディーラー経由で見積り&手続きをお願いしていました。 ・支払い保険料:年額44万円 今まで個人名義で入っていた別の車の保険(16等級)を法人名義でのせかえてもらう 手続きをお願いしていました。 ・車両保険は初めから新車価格の同等額を設定した方が良いのですか? ・今まで約20年車に乗ってきましたが、車両保険を使った事がないので、 今回は車両保険は思い切って「なし」にしてみようか。 ・損保ジャパン日本興和では「26歳以上補償」が最大?「35歳以上」とかはないのですか? 法人名義なので経費扱いにはできるのですが、これだと年々払っていく保険料だけで もう一台車が買えてしまいそうな感じ。 皆様のお考えをお聞かせ頂ければと思います。
知恵袋:2015/10/9
そもそも車両保険とは
車両保険とは「自分の車の補償」をするものです。
具体的に説明すると「車での自損事故」や「相手がいる車の事故」などで必要になる修理費を保険で賄える補償制度になります。
車の事故はいつ起こるのか誰にも分かりません。いつ起こるか分からないからこそ、万が一の事故に備えて車両保険に加入する方が最近では増加傾向にあります。
車両保険がいる場合、いらない場合
車両保険が「いる場合」と「いらない場合」について解説します。
上記内容では「車両保険とは何か」について解説してきましたが、全ての方に車両保険の付帯が必要な訳ではありません。
場合によっては車両保険が不必要なケースも考えられます。詳しくみていきましょう。
いる場合
まず「車両保険がいる場合」は以下の3つのケースです。
・新車から日が経過していない車
・新車から10年未満の車
・よく車両事故を起こす方
納車されたばかりの車や10年未満の車、よく事故を起こす方であれば「車両保険の適用」は必ず必要です。保険が万が一の事故に備えて加入を推奨する保険です。
事故により車が損傷した場合、修理内容によっては高額の修理費用が必要になるケースも考えられます。
高額の修理費で手元の資金が足りない場合に備えて車両保険の付帯は必ず必要になるでしょう。
いらない場合
「車両保険」が必要ないケースは以下になります。
・10年以上の高年式車
・車の使用頻度が極端に少ない
車も年式が経過するごとに価値が徐々に下がります。毎年の下がり幅がある分、車両金額も毎年少なくなる仕組みです。
そのため、特に10年以上経過する車であれば「車両保険が付帯できない」可能性も少なくありません。
年式が10年以上経過している場合には「車両保険」の付帯はあまりおすすめできません。また、車の使用頻度が極端に少ない人も高い保険料を支払う意味があまりないでしょう。
使用頻度が極端に少ないというのは「半年に1回使うか使わないか」などのケースです。
この場合、そもそも車が必要ないと考える方もいるかもしれませんが、使用頻度が少ない場合には、車両保険がいらないでしょう。
車両保険を使うといくら上る?
車両保険は車の損傷状況によって等級ダウンする数字が異なります。
基本的に車両保険を使用すると自動車保険の等級が下がり翌年の保険料が高くなる仕組みです。どのくらい等級が下がるのかは事故内容によって大きく異なります。
また等級ダウンの数字が大きいほど翌年の保険料は高くなります。
【1等級ダウン事故】
・当て逃げ
・動物との衝突事故
・盗難
・飛来物関係の事故
・台風や竜巻、洪水などの自然災害
・故障
【3等級ダウン事故】
・1等級ダウン事故以外の事故内容
車両保険を使っていい事故、悪い事故
車両保険には「使用しても良い事故」と「使ってはいけない事故」の2つがあります。それぞれのケースについて下記にて説明します。
使っていい事故
車両保険を使っても良い事故」には下記2つのケースが挙げられます。
・車の損傷状況が悪い車両事故
・事故により全損状態の車両事故
車両保険の使用をおすすめするケースは「車の損傷状況が悪い事故」のケースです。
車の損傷状況が悪い場合には、修理内容に伴い修理金額が高額になるケースが高くなります。資金に余裕のある人であれば良いのですが、全ての方が資金に余裕がある訳ではありません。
その場合、保険を使えば修理費用を車両保険で賄うことができます。
車両保険を使う事例ケース
車両保険を使った方が良いケースをいくつか紹介します。
・車をぶつけられて走行できない状態になった
・車が水没して走行できない状態になった
・車をぶつけてボディに大きな傷や凹みができた
「修理費用が高額になった」もしくは「修理不能な状態にある」場合には「車両保険」の使用をおすすめします。
大きな傷や凹みの修理費用は自分が考えるより修理費用が高額になるケースがほとんどです。実費負担の場合、手元から大きな資金がなくなります。
高額な修理費もしくは全損状態の場合には「車両保険」の使用を検討しましょう。
悪い事故
車両保険を使うのが悪い事故は以下の事故ケースです。
・修理費用が少額で済む車両事故
・車の損傷箇所が大きくない車両事故
「車両保険を使う=翌年の保険料が高くなる」ことに繋がります。
保険の等級によって翌年の保険料の上がり幅は異なりますが、今以上に保険料が高くなることに変わりはありません。
そのため、車両保険を使わなくても良いケースの場合には「実費負担」を検討しましょう。
車両保険を使わない事例ケース
車両保険を使わない事例ケースをいくつか紹介します。
事例1.縁石に乗り上げてバンパーに1cm未満の傷がついた
事例2.車をぶつけてしまったが軽傷で特に修理する必要がない
車を運転する中で気にならない傷や修理が必要ないケースは、車両保険の使用はおすすめできません。
もし「修理金額が気になる」もしくは「傷が気になる」場合にはお近くの修理工場に確認または修理見積を作成してもらいましょう。
車両保険を外すタイミング
ここまで記事を読んでいる方の中でも「車両保険を外すタイミングが分からない」という方もいるかもしれません。
もし車両保険を外す場合におすすめするタイミングは「保険の満期更新のタイミング」です。満期更新のタイミングであれば保険料の戻し金額があった場合でも期間の区切りが良く、保険の内容変更の手続きがスムーズに行えます。
満期更新は1年に1回もしくは数年に1回必ず手続きする必要があります。もし「車両保険を外すタイミングが分からない」という方は「満期更新を目安」に検討してみましょう。
「車両保険を外す場合にどのくらい保険料が安くなるの?」と考える方もいるかもしれません。
基本的に「車両保険を外す場合」には今、支払っている保険料から約4割〜6割ほどの費用が安くなります。ただし、年式が新しい車やよく事故を起こす方の場合には「車両保険」を外すことはおすすめできません。
車両保険の等級下がらない特約とは?
車両保険の等級が下がらない特約があります。
それは「無過失事故の特約」という補償内容です。内容としては事故内容において自分に全く過失がないと保険会社に認められると「自分の車両保険を使っても翌年の保険料が上がらない」という特約になります。
保険会社によっては「車両保険付帯時に自動付帯される」場合がありますが、保険会社によっては自動付帯になっていない可能性も考えられます。
万が一の事故に備えるためにも「自動車保険加入時」には「無過失事故の特約」は補償内容に含まれているのか確認してみましょう。
万が一の事故で自分の身と自分の車を守れる補償内容にすることが何より大切です。
車両保険は年齢で料金が変わる?
車両保険は「年齢制限」によって保険料が大きく異なります。自動車保険においての「年齢制限」は以下の4つの区分があります。
・全年齢対象
・21歳以上の方対象
・26歳以上の方対象
・35歳以上の方対象
基本的には年齢制限を35歳に近づけることで年間の保険料が安くなる傾向があります。
ただし、年齢制限の設定方法は「自分の車に乗る最も若い方の年齢に合わせる」ことが重要です。もし、年齢制限の限定範囲外の方が車を運転した場合、場合によっては保険が適用できない可能性も考えられます。
万が一の事故に備えて加入した車両保険が使えないのは苦しいことです。まずは「自分の車を運転する方の中で誰が最も若い方なのか」を考えてみましょう。
自動車保険の加入率からわかる車両保険の必要性
自動車保険の加入率からみて車両保険の必要性を考えてみましょう。
まずは保険を考える中でも「車両保険」「対人賠償保険」「対物賠償保険」「搭乗者傷害保険」「人身傷害保険」の加入率を下記にて記載します。
【各保険内容の加入率】
・車両保険加入率:約70%
・対人賠償保険加入率:90%〜100%
・対物賠償保険加入率:90%〜100%
・搭乗者傷害保険加入率:40%〜80%
・人身傷害保険加入率:80%〜100%
基本的に車両保険以外の保険加入率は約8割を超えています。
ただし、人によっては保険内容を抑えるためにも、加入していない方がいますが保険は万が一の事故に備えて加入するものです。
事故はいつ起こるのか分からない為、万が一の事故に備えてより手厚い補償内容をおすすめします。
まとめ
今回は「車両保険がいらない」という疑問に対して記事を紹介してきました。
車両保険は一見「保険料が高くなる」と感じる方がいるかもしれません。ですが保険料だけをみていては保険に加入する意味がありません。
「車両保険は万が一の事故に備えて加入する保険」であり、いつ起こるか分からない事故に備えて手厚い補償内容にすることでより安心したカーライフを過ごすことができます。
また「車両保険がいるケース」「車両保険がいらないケース」についても解説しましたが、可能であれば車両保険を付帯しておきましょう。
ただし、10年以上の低年式車の場合には車両保険の加入はおすすめしていません。この記事の内容を参考にして今後の保険内容の見直しを検討してみましょう。