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「車の購入検討中だけどまずは見積だけもらいたい」と思っている方いませんか？
ディーラーと聞くと「敷居が高い場所」とも認識されるため来店する方の中には「見積だけの場合は営業マンにも迷惑」と勘違いされる方も少なくありません。
本当にそうなのでしょうか？そこでこの記事では「車の見積だけもらい」について元ディーラー営業マンである私自身の経験から内容を解説していきます。
結論として「車の見積だけ」の場合でも迷惑がかかることは決してありません。一つずつ詳しくみていきましょう。
車の見積もりだけもらうのは迷惑なのか?
車の見積だけと聞くと「購入する意思がないお客」と認識されそうで怖いと考える方がいるかもしれませんが、決してそうではありません。
車は高額商品の一つになる商品になるため、購入費用の把握をしなければ購入したくても購入できないのは事実です。
そのため、まずは希望する車種の見積金額を確認してから現在ある貯金や生活に必要な費用を含めた上で購入を検討することがおすすめでしょう。
購入意思があれば全く迷惑ではない
元ディーラー営業マンの経験上、見積だけの場合でも「購入する意思が少しでもある」場合には見積だけでも対応していました。
お客によって「すぐ購入する人」と「長い期間をかけて購入する人」の2パターンがいます。
そのため、全ての人が即決で購入する訳ではありませんので、実際には見積から入る人がほとんどでしょう。つまり購入意思がある場合には「迷惑」と考える営業マンはいないでしょう。
即購入でなくても大丈夫
車を見に行ったらすぐに購入した方が良い」と勘違いされる方も少なくありませんが、決してそうではありません。
何度も説明しますが「車は高額商品の一つ」であり簡単に購入を決められるものではありません。
もし買い替える場合には数百万円単位のお金が必要になりますし、安易な気持ちだけで新しい車を購入できる訳ではないでしょう。
逆に「即購入」で車を決めた場合の方が後々トラブルに発展しやすい傾向があります。購入側と販売店の両者が納得した上で契約に進むことがおすすめです。
相見積もりでもOK
車をより安く購入するために相見積で見積をお願いする場合でも問題ありません。
他の販売店との相見積の場合でも「こちらで購入する確率が少しでも残っている」場合には見積をお願いしても営業マンから嫌な顔はされないでしょう。
ただし、「他社メーカーはこのくらい値引きしてくれた」としつこく営業マンに話す行為は営業マンからすると「売りたくないお客」と認識されるケースがあるため注意が必要です。
【経験談】実際に見積だけもらいにくるお客は以外に多い
見積だけもらいにくる人は少ない」と考える方がいるかもしれませんが、実際に車の見積りだけもらいにくるお客は意外と多いものです。
そのため「自分だけ」と勘違いするのではなく、自信を持って販売店に見積目的で来店してみましょう。
私の経験上、例え金額勝負の場合でも「条件が良ければこちらで車を購入してくれるチャンス」だと思って商談を進めていた経験があります。「車の見積だけもらいにくる人は自分だけではない」ことを再認識しましょう。
迷惑に思われる場合
ディーラーに来店する場合でも下記目的だけで見積希望する方も中には見受けられます。
・カタログ、ノベルティー目的
・ブログなどへの掲載目的
・Youtube目的の試乗
・競合への値引き交渉目的
・喫茶店がわりにして時間を潰す
・他社の車を購入することが決まっている場合
・ネットの口コミ代行調査の目的
上記依頼に当てはまる場合には、「営業マンに迷惑な行動」に分類されます。
一つ一つ詳しくみていきましょう。
カタログ、ノベルティー目的
カタログ目的やノベルディー目的で来店するケースはディーラーにとって迷惑行為に含まれます。
ディーラーでは「カタログ」や「ノベルティー」は慈悲活動で提供している訳ではありません。お客の中には「無料でもらえる商品」として勘違いされる方も少なくありません。
カタログやノベルディーの提供は「購入を検討している方」に向けてお渡ししている商品になります。
また、カタログやノベルディー1つ1つに対して経費も必要になるため、全ての方にお渡しできる商品ではありません。カタログやノベルティ目的で来店することはやめましょう。
ブログなどへの掲載目的
最近ではインターネットの環境が良くなり、ネットの口コミやブログなどの記事作成目的でディーラーを利用する方も少なくありません。
ただし、自身のブログ掲載目的だけでディーラーに来店する行為は迷惑行為になります。
ディーラーでは毎日様々なお客様が来店し、一人ひとりに対してスタッフが対応します。
そのため、ブログ掲載用に情報提供する行為は「時間の無駄」に分類される行動であり、利用をあまりおすすめできません。
もし、ブログなど掲載する情報を入手したい場合にはあらかじめディーラースタッフに許可を頂いた上で進めていきましょう。
youtube目的の試乗
Youtube目的の試乗も迷惑行為に含まれます。
また、Youtubeの動画一本を作成する場合にも多くの時間が必要となり、その分、試乗時間も他の人の倍以上の時間が必要です。
もし、Youtube目的で試乗している最中に試乗したい新規客が来店した場合には、営業マンからすると「迷惑行為」にしか感じられないでしょう。
もし、Youtube目的で試乗をお願いする場合には来店数が少ない平日を狙うか事前に許可をもらった上で試乗を行いましょう。
競合への値引き交渉目的
競合他社への値引き目的で交渉を進めることも迷惑に思われやすい傾向があります。ディーラーの営業マンも月のノルマがあり、無駄な商談に時間をさいてははいられません。
「少しでも安く購入したい」気持ちは分かりますが、それでももし値引き交渉に見積書が欲しい場合には「この金額なら購入する」と意思表示を行いましょう。
値引き目的だけで見積を作成してくれる営業マンはあまりいないのが現状です。
喫茶店がわりにして時間を潰す
喫茶店代わりに時間を潰す行動も「迷惑行為」に入ります。ディーラーで提供する飲食類にもお金がかかっており、商品を購入する際に経費を削って購入しています。
そのため、喫茶店代わりにディーラーを利用するケースでは、場合によって「出入り禁止」になる可能性も少なくありません。
ディーラーは喫茶店ではなく、あくまで「車の販売と点検、修理を行う店」になります。そのため、喫茶店を利用したい場合には別のお店に行くようにしましょう。
他社を車を購入することが決まっている場合
他社の車を購入することが決まっている場合にも「迷惑行為」に分類されます。
他社で車を購入しているにもかかわらず、別の店舗に来店する目的はよく分かりませんが、ディーラースタッフにとっては時間の無駄になります。
ただし、「他社の購入が決まっているが車の色だけ確認するケース」は良くあるため、問題ありません。それ以外の利用で来店する場合には注意しましょう。
もし、同じ店舗に同じ目的で来店する機会が多い人は最終的にディーラースタッフに相手にされないケースも考えられます。
ネットの口コミ代行調査の目的
ネットの口コミ代行調査目的で来店する行動も迷惑行動に入ります。
勤務経験が長いスタッフが対応すれば「話す言葉や体の仕草」などだけで「車の購入希望ではない」ことはある程度把握できます。
そのため、ネットの口コミ代行調査の場合、返ってディーラーに警戒されるケースが多々あり、もし口コミ代行で利用する場合には注意しましょう。
金銭面目的でディーラーを利用すると、本当にディーラーに車のことをお願いしたい場合に依頼を受けてもらえない可能性も考えられます。
見積もりは必ず予約してから
もしディーラーに見積をお願いしたい場合には「見積予約」を行った上でお店に来店するようにしましょう。見積予約の方法としては「電話での見積予約」や「Web上での見積予約」などがおすすめです。
また、見積予約を行うことで見積から商談までの時間が短縮され、見積希望者の待ち時間短縮にも繋がる効果が期待できます。
もし、ディーラーに見積希望のために来店したい場合には見積予約をした上で希望日程にお店に向かいましょう。
アンケートには積極的に答えましょう
ディーラー来店時にお願いされるアンケート用紙には積極的に記入しましょう。
ディーラーではアンケートの内容に対しても「どのようなお客なのか」判断しています。また、営業マンによってはアンケートの記入姿勢も購入意思の強い方なのか弱い方なのかを判断しています。
もし、見積希望だけの場合でもアンケートの記入用紙にはしっかりと記入を行い「購入を検討している人」と判断されるような行動を心がけていきましょう。
ディーラーで見積もり後のキャンセルは?
ディーラーで見積をもらった後のキャンセルはなるべく早いタイミングで担当してくれた営業マンに伝える方法がおすすめです。
営業マンによっては次のアポイントメントを入れるまでアンケート用紙に記入した電話番号に電話をかけ続ける方も中にはいます。
自分の携帯に何度も着信記録が残るとイライラする可能性も少なくありません。返って迷惑だと感じる場合にははっきりお断りの理由をしっかりと営業マンに伝えましょう。
H3:ディーラー、電話で見積もりはできるのか?
見積もりってただじゃない?
「見積は無料ではないの？」と思われる方も少なくありませんが時と場合によります。
ディーラーで無料な見積は「新車販売に関係する見積」であり「修理や点検についての見積は有料」になるケースがほとんどです。車の整備に関する見積は「車の確認にかかった人件費」があるため、見積だけ無料作成できる訳ではありません。
そのため、新車や中古車販売に関係する見積書以外を貰いたい場合には注意しましょう。見積書をもらう前に確認のため、対応スタッフに確認してみるのも良い方法になります。
中古車の見積もりの注意点
中古車の見積書をもらう場合には以下3つの注意点に気をつけましょう。
・登録月に注意する
・現状の販売価格であり、金額が高騰する可能性もある
・大幅値引きは期待できない
中古車の場合、購入から1ヶ月以内に納車されるケースがほとんどです。
もし、中古車の見積書をもらい通過月後に普通車の購入を検討する場合には「自動車税」の金額が変わる可能性が考えられます。
そのため、見積書の金額が最終金額にならないケースも考えておきましょう。
また、中古車は一点物のため、購入したいタイミングで検討車種が販売されているのか分かりません。その上、中古車は新車からの寝落ち幅が含まれているため、新車の時のような大幅値引きは期待できないことも覚えておきましょう。
来店なしで新車の見積もりをとる方法
新車の購入で見積もりを取るのに一苦労されている方いませんか？
できれば少しでも安く購入したいのは誰でも同じだと思います。
しかし、いざ購入する段階で各ディーラーを周り、見積もりのお願いをすることで、時間もかかるしディーラマンにも申し訳なく思うこともあるのではないでしょうか？
そんな時に来店不要でネットのみで完結できるサービスがあるんです！
それが、「MOTA見積もり」です。
このMOTAの新車見積もりのメリットをご紹介いたします。
MOTA新車見積もりの５つのメリット！
- 複数メーカーの車両を無料で比較できる！
- 煩雑な支払い総額・諸費用がわかる！
- ネットから手軽に見積もりが取れる！入力は最短45秒！
- マイページで価格交渉も可能！
- 全国の3,000のディーラーが加盟
どうでしょうか？
自宅にいながら複数のカーディーラーの見積もりが気兼ねなくとれて、しかもマイページにて価格交渉までできてしまうんです。
しかももちろん無料ですからお客様のリスクはありません。
一度ここで見積もりを出してから、お付き合いのあるディーラさんへ出向くのがベストではないでしょうか。
まとめ
今回は「車の見積だけもらう」について元ディーラー営業マンである私の経験を元に記事を紹介してきました。
実際に「見積だけ希望するお客様」はたくさん来店されます。見積だけの来店客の場合でも来店目的は様々です。ただし、「ディーラーを喫茶店代わりに利用する」や「他社での購入が決まっているのに来店する」などの行為はお店にも迷惑がかかります。
営業マンにも毎月ノルマがあり、ノルマ達成に向けて新規客に時間を割きます。そのため、購入する意思が全くないお客に対しては接客する事態も時間の無駄であり、営業マンによっては時間の無駄にしかなりません。
相手の気持ちを理解した上でもし「見積希望」の場合でも「前もっての電話予約」や「アンケートへの積極的な記入」などを心がけましょう。
この記事の内容を参考にして、是非ディーラーで見積を取り車の購入を検討してみてください。