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「ゴルフの中古車はなぜ安いのだろう?」と疑問に思われている方いませんか?
ゴルフの中古車価格をみると、確かにお手頃の金額で販売されていることが分かります。
しかし、購入希望者にとっては「なぜこれほど安いのだろう?」と疑問に思われる方も少なくありません。
そこでこの記事では「ゴルフの中古車が安い理由」について解説します。記事内ではゴルフの新車価格についても紹介していますので、新車と中古車でどれほど金額差があるのか比較してみましょう。
「ゴルフの中古車が安い理由が知りたい」という方は是非参考にしてみてください。
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ゴルフの中古車が安い理由がこれ
ゴルフの中古車が安い原因は「故障リスク」が大きく関係しています。
ゴルフに限らず日本人の傾向としては「外車は故障が多い」とイメージを持たれている方が多く、中古車を購入する場合に「外車を購入しよう」という人はあまり多くありません。
そのため、ゴルフを中古車で購入する場合も販売価格が低い特徴があります。
下記内容では「ゴルフの中古車の故障リスクが高い箇所」について詳しく解説しています。
故障
ゴルフの中古車で故障する可能性が高い箇所は主に6つです。
・エアコンコンプレッサー
・窓落ち
・DSGのトラブル
・足回りの異音
・エンジンルームからの異音(ウォーターポンプ)
・ABSランプ点灯
・エンジンチェックランプ
それぞれの故障リスクが高い箇所について詳しく解説していきます。
エアコンコンプレッサー
ゴルフの中でも故障が多い箇所として1つ目に紹介するのが「エアコンコンプレッサー」です。
エアコンコンプレッサーは、エアコンの冷媒を圧縮する役割を担っており、不具合が発生すると「エアコンが効かない」などの不具合が起きる可能性があります。
その他にもエアコンコンプレッサーの故障が原因でエアコン配管からの冷媒漏れやエアコンコンデンサーの破損など不具合は多岐に渡るでしょう。
コンプレッサー部分は「エンジンの動力を受けて高速回転している」ことから、不具合が続く場合、ベアリングの故障によって異音や異常燃焼の不具合が発生する可能性があります。
そのため、ゴルフのエアコンの効きが悪くなった場合には、早急に修理工場やディーラーに確認してもらうことが重要です。
窓落ち
ゴルフに限らず「フォルクスワーゲン車」に多い故障部分が「窓落ち」です。
パワーウィンドウは窓ガラスを上下に動かす場合に必要な装置になりますが、開閉動作はパワーウィンドウレギュレーターという部品で電動モーターの動力によって動かされています。
そのため、パワーウィンドウレギュレーターが経年劣化してしまうと、窓ガラスの開閉動作が徐々に遅くなり、結果的にガラスの上下移動ができず、一度下がったまま窓ガラスを上げられなくります。
窓落ちの修理費はパワーウィンドウレギュレーターの交換が必要になるケースが多く、修理費が高額になりやすい傾向があります。
もはや「フォルクスワーゲンの故障の中では定番部分」とも呼ばれており、ゴルフを所有する場合でも修理する可能性は少し想定しておくのが良いでしょう。
DSGのトラブル
DSGトラブルもゴルフの中では多い故障部分の一つです。
DSG(Direct-Shift Gearbox)というオートマチックトランスミッションのトラブルであり、リコール騒動が何度も発生した修理部分になります。
こちらのトランスミッションは減速時にクラッチを多用する必要があり、減速回数が多い場合にはクラッチに負担がかかり「ジャダー」という異音や異常振動が発生する可能性も少なくありません。
燃費と動力性能に有利な特徴はありますが、故障のリスクは他の車と比べて高い傾向があります。
DSGトラブルの場合、対策としてはトランスミッション自体の交換となるケースが多く、修理費用も高額になりやすい傾向があります。
足回りの異音
足回りからの異音もゴルフに多い故障の一つになります。
足回りの異音と聞くと「ボールジョイント」や「ショックアブソーバー」の異常をイメージされる方が多い傾向がありますが、ゴルフの足回り異音の中で最も原因として多いのは「アッバーマウントのハブベアリング」です。
車のサスペンションの上部を車体に固定する部品として使用される「アッパーマウント」はハンドリングや乗り心地に大きく関係してくる重要部品の一つです。
異音の早期発見は中々難しいものがありますが、ゴルフを走行中にゴロゴロと大きな音がした場合には直ちに修理工場やディーラーにて診断を受けることをおすすめします。
エンジンルームからの異音(ウォータポンプ)
エンジンルームからの異音(ウィーターポンプ)についても故障部分としては多い箇所になります。
ゴルフで使用されているウォーターポンプは社外品が多く使用されているケースがあります。
社外品では耐久性性能に優れておらず、結果的に数万キロ走行した時に不具合が発生する可能性が高いです。
もし、エンジンルームからの異音が発生した場合には再発防止のために「純正品への交換」を必ずおすすめします。
ABSランプ点灯
ABSランプの点灯もゴルフの故障部分として多く取り上げられます。
ABS(アンチロックブレーキシステム)は「車の安全性能の一つ」です。もしABSの警告灯が点灯した場合には「ABSセンサー」もしくは「本体ユニット」の不良が原因として挙げられるでしょう。
センサー類の故障であれば修理費用はそれほど高くなりませんが、ABSユニットの故障の場合には部品ごとの交換が必要になる関係上、修理費用は高くつきやすいです。
車のブレーキ部分は運転する中でも重要な部分であり、もしABSの警告灯が点灯した場合にはお近くの修理工場もしくはディーラーに診断をお願いしてみましょう。
エンジンチェックランプ点灯
エンジンチェックランプの点灯もゴルフには多い故障の一つです。
エンジンチェックランプとは「エンジン制御系に何かしらの異常を車が検知した場合」に点灯するものであり、エンジン制御システムに異常がなければ点灯することはありません。
エンジンチェックランプの異常が発生してそのまま放置した場合、排気系統にも異常が発生し、高額な修理費用が必要になるケースも考えられます。
そのため、もしエンジンチェックランプが点灯した場合には修理工場もしくはディーラーに診断をお願いしましょう。
「エンジンチェックランプが点灯している状態」は「正常な車の状態」ではありません。
修理費が高い
中古のゴルフの場合、具体的に修理費がどのくらい必要になるのか確認してみましょう。下記で具体的に紹介する修理費用は以下2つです。
・エンジンチェックランプの点灯
・窓落ち
エンジンチャックランプの点灯
エンジンチェックランプの点灯は「エンジンオイルが正常に供給されていない」などの原因で点灯する可能性があります。
エンジンチェックランプの点灯は単に「オイルなどのメンテナンス不足」ではなく、ゴルフ良くみられる不具合内容です。
修理費用としてはおおよそ「50万円〜60万円」ほどの費用を想定しておきましょう。
窓落ち
ゴルフに限らずフォルクスワーゲンに多い故障内容として挙げられる「窓落ち」の修理はパワーウィンドウやモーター、ワイヤーなどの経年劣化で発生する可能性が高いです。
もし修理工場に持ち込んだ場合でも、部品取り寄せまでに時間がかかり早急に修理することはできかねないでしょう。
修理費用としては、工賃込みでおおよそ4万円〜10万円ほど必要になります。
タイミングベルトの交換時期
タイミングベルトは樹脂製のゴムで製造されており、耐久性に優れている特徴がありますが、時間が経過するほどゴム自体が固くなり経年劣化する傾向もあります。
またタイミングベルトの交換時期としては、一般的に「10万キロごと」もしくは「10年に1回」が目安と言われています。
10年もしくは10万キロを超えてしまうと、タイミングベルトの本来の役割を果たさなくなり、ベルトに亀裂が入ります。
そのため、10万キロを超える場合もしくは10年間タイミングベルトを交換していないゴルフには注意する必要があります。
前もっての確認が必要です。
ゴルフの新車は?
出典:carview
下記内容ではゴルフの新車価格について解説します。
ゴルフと聞くと「外車だから高いのでは?」と考える方や「中古車のゴルフとどのくらい金額が違うのだろう?」と悩まれる方も少なくありません。
1つ1つのゴルフの新車価格について確認してみましょう。
保証期間
フォルクスワーゲンを新車で購入した場合には「安心プログラム」と呼ばれる保証が適用可能です。
保証内容としては、走行距離無制限の「一般保証」と「塗装保証」が3年間、鍵穴保証が12年間、24時間のロードサービスが5年間付帯可能となっております。
また、中古車の場合でも販売店によって補償が適用される場合があります。
中古車のゴルフを検討される場合には「保証内容と期間がどうなっているのか」を購入前に確認するようにしましょう。
保証期間内に壊れた事例
保証期間内に壊れた事例についてみていきましょう。
窓落ち
窓落ちの不具合は新車もしくは中古車どちらで購入した場合でも起きる可能性が高い内容です。
実際に「窓落ち」の「保証期間内」でも「窓落ち」の故障が発生した事例が紹介されていました。
「保証」は万が一、何かあった場合に備えて加入をおすすめするサービスです。
何かトラブルが起こってから修理対応をしてもらい費用が発生するリスクだけは避けたいものです。
足回りの不具合
足回りの不具合についても保証期間内に壊れた事例が多数紹介されています。
足回りの不具合も新車、中古車のゴルフに限らず故障頻度としては高い症状です。そのため、保証期間内でも足回りの不具合が発生するリスクは十分に考えられます。
やはり万が一の故障に備えて「保証パック」への加入はおすすめする内容です。
ゴルフの新車
ゴルフの新車価格について下記で詳しく紹介します。ゴルフには以下11種類のグレードがあります。
グレード | 新車価格 |
T-Cross | 2,925,000円〜 |
ゴルフ | 3,017,000円〜 |
ゴルフ ヴァリアント | 3,162,000円〜 |
ゴルフ トゥーラン | 3,331,000円〜 |
ディグアン | 4,220,000円〜 |
シャラン | 4,449,000円〜 |
パサート | 4,449,000円〜 |
パサート ヴァリアント | 4,657,600円〜 |
パサート オールトラック | 5,722,000円〜 |
アルテオン | 5,879,900円〜 |
アルテオン シューティングブレーク | 6,089,900円〜 |
中古車でゴルフを購入した場合どこで直せる?
中古車でゴルフを購入した場合には「ディーラー」もしくは「修理工場」にて修理が可能です。
ディーラーであればフォルクスワーゲンの専門診断機「ODIS」を使用した診断が可能になり、より細かい車の診断ができるメリットがあります。
ODISを仕入れる際にも数万円〜数十万の費用が必要です。より資金力が豊富なディーラーであるからこその修理内容が行えます。
また「修理工場」でもディーラーほどではありませんが、修理対応は可能です。
ディーラーと比較して費用面は安く抑えられるメリットはありますが、より高度な修理内容は修理工場によって対応できかねないデメリットも考えられます。
また、専門の機器を使用した車の診断の場合には、ディーラー以上の費用が必要になる可能性も少なくありません。
ドイツと日本の故障に関する価値の違い
日本とドイツでは「車の故障」に関する価値が全く異なります。
まず日本で「車の修理」と聞くとマイナスのイメージを持たれる方が多いかと思いますが、ドイツでは「車の修理=当たり前」という認識であり、故障が多いからこそ日本以上の頻度でメンテナンスに時間とお金を使います。
そのため、日本とドイツの車に対する価値を比較すると、全く異なる認識であり、中古車のゴルフを購入する場合には価値観の違いを理解しなければいけません。
フォルクスワーゲンリコール情報
最後に今までフォルクスワーゲンで発生したリコール情報について解説します。
現在までにリコール情報として紹介された故障は以下の3つです。
【2018年8月29日】エンジン始動・停止スイッチの不具合
【2018年7月25日】エンジンオイル規格ラベルの点検・交換
【2018年6月20日】灯火装置用ヒューズの不具合
ゴルフは外車の中でも「事故が起こりやすい車」とも言われていますが、過去のリコール内容を把握しておくことで、万が一不具合が起きた場合でも心に余裕をもった状態で対応することができます。
過去のリコール情報を把握した上でゴルフの購入を検討することをおすすめします。
まとめ
今回は「ゴルフがや安い理由」について「不具合が多い修理箇所」や「修理費用」「新車価格」「過去のリコール情報」などを解説してきました。
ゴルフは修理不具合が多いことで「中古車が安い」ことが多々あります。
しかし、車が安いからという理由で購入を決めるものではありません。故障するリスクや新車価格からどれほど値下がりしているのかも重要なポイントになります。
一つ一つのリスクや購入するメリットを検討した上で「ゴルフの中古車」の購入を今一度検討していきましょう。
この記事の内容を参考にして「中古車のゴルフ」を検討してみてください。