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車検証の住所変更をオンラインでできる「OSS」ワンストップサービスのご紹介になる。
このOSSとは陸運局に行かずとも、自宅でオンライン上で申し込みが完結し後日郵送で「車検証」が送付されてくるという大変便利なサービスになっている。
大変便利なのだが、使用上で知っておかなくてはいけない「コツ」があるのでその辺も含めて解説していこう。
車検証の住所変更はオンラインで完結する方法
今回説明する手続きは変更登録の中の「住所変更」になる。
また、この説明の対象になる方は、
- 白ナンバー普通自動車の保有者
- 個人所有
- 所有権保持者
となる。
上記以外の方は、何かしら陸運局に足を運ばなくてはいけないので便利なサービスとは言えないので除外させていただいた。
そこで本記事では、特にこのサービスを使用する前に用意しておかなくてはいけない事項について解説していこうと思う。
その理由に、OSSのサービス自体現在進行形で全国展開しているため、完成度が100%とは言えない部分があるからである。
準備するもの
まずこのOSSの趣旨だが、住所変更は通常陸運局に実際に行って行うが、「それをネットで代替えしてできる」といことを認識していただきたい。簡単に言うと、書類の提出を実際に窓口にするか、ネット通信を使用して提出するかの差である。
それで準備するものを見ていこう。
マイナンバーカード
ここで必要なのは「マイナンバーカード」になる。
マイナンバー通知カードではこのサービスを受けることはできないので注意していただきたい。
マイナンバー通知カードからマイナンバーカードへの申し込みも現在では、大変混み合っているようで地方自治体にもよるが、約1ヶ月〜2ヶ月程度はかかっているので早めに申し込むのが良いだろう。
マイナポータル及びカードリーダー
今回使用するサービスはオンラインで行うため、本人確認をネット通信で行う必要がある。
そこで、マイナポータルかカードリーダーが必要だ。
マイナポータルだと、スマホからマイナンバーカードの読み込みができるのでこちらがおすすめである。(カードリーダを購入しなくても良いため)
また、マイナンバーカードを持っているのであれば、ポイントの還元にも役立つのでこちらの使用をお勧めする。
マイナポータル
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住民票コード
住民票コード11桁が必要になる。
住民票コードがわからない場合は最寄りの役所で下記を確認しよう
- 電話にて住民票コードを送付してもらう
- 窓口で住民票コード通知書を発行してもらう
※各自治体で発行方法が異なることがあるので確認が必要。
対応可能なネットバンキング
このサービスでは電子納付により手数料の支払いをしなくてはいけない。
そこで、対応可能な銀行が都道府県別に指定されているので、必ず確認が必要になる。
ただこのネットバンキングの使用できる銀行が都道府県によっては極端に少なくなっているので気をつけていただきたい。
一つ例に挙げると、北海道の場合
「北洋銀行」のネットバンキングしか対応ていない。
この銀行以外だと北海道にお住まいの方はOSSのサービスを受けることができないことになる。
対応銀行を調べたい方は、下記を参考にしていただきたい。
国庫金〜(陸運局での手数料の支払い)
地方公金〜(警察署への手数料の支払い)
使用可能なOS・ブラウザ(パソコン使用時)
Windowsのみ対象になる。(Macは不可)
OS | ブラウザ |
Windows 8.1 | Microsoft Edge Google Chrome |
Windows 10 | Microsoft Edge Google Chrome |
Windows 11 | Microsoft Edge Google Chrome |
ブラウザの各種設定項目(パソコン使用時)
Microsoft Edge | Google Chrome |
キャッシュの削除 | キャッシュの削除 |
クッキーの設定 | クッキーの設定 |
JavaScriptの設定 | JavaScriptの設定 |
OSSブラウザアドオンの設定 | OSSブラウザアドオンの設定 |
OSSブラウザプラグインの設定 | OSSブラウザプラグインの設定 |
拡張機能の設定 | 拡張機能の設定 |
準備ができたらOSSより登録
準備ができたら、OSSの公式サイトより流れに沿って入力することになる。
公式サイト「自動車保有関係手続のワンストップサービス OSS」
上記にログインして下記の流れで登録方法を確認しよう。
- HPトップにある「はじめての方」をクリック
- プルダウンの中の「申請の流れ」をクリック
- 変更登録の流れをクリック
- ご自身で申請される方をクリック
- 車の所有者と使用者は同一ですをクリック
- ここで申請に必要な書類などの再確認をする
ここで申請方法の確認ができた方は、OSSホームページ上部にある
「準備が済んでる方」より進み申請を開始していただきたい。
またよくわからないと言う方は、専用のカスタマーセンターがあるのでそちらに連絡するのが良いだろう。
申請で特に気をつけること!
かなり大事なことなので、下記の2点は必ず守るようにしてほしい。
なぜなら、この2点が守られなければ陸運局に足を運ばなくてはいけないからだ。
せっかくオンラインで完結する便利なシステムを無駄にしないでほしい。
①住民票コード入力で気をつけること
申請を進めていくと、「住民票コード」の入力を求められる。
しかしそこには、「任意」と記載されている。
任意と書かれてはいるが、ここは必ず記載すること。
記載しないと、後で住民票を陸運局に直接届けなくてはいけないからだ。
それだとオンラインサービスを受けている恩恵が台無しなので気をつけていただきたい。
②前回の引っ越しで車検証の住所変更をしていなかった場合
現在の車検証の住所と、住民票の住所が同じ場合は問題はない。
しかし、もし前回の引っ越しで住民票の変更はしたが車検証はしていない場合、陸運局の窓口に行かなくてはいけない。
これもまた折角のオンライン完結サービスを受けることができなくなるので注意が必要だ。
OSSワンストップサービスで行える手続の種類
OSSでは車検証の名義変更以外にも、対応できるサービスがある。
しかしその中でも、オンラインで完結できるのは今回解説している「車検証の住所変更」だけだ。
そのほかのについては、直接陸運局に2回ほど出向く必要があるのでネット完結の恩恵は受けられないこになる。
申請が行える手続の種類一覧
「新車新規登録」 |
「中古車新規登録」 |
「移転登録」 |
「変更登録」 |
「一時抹消登録」 |
「永久抹消登録(還付なし)」 |
「永久抹消登録(還付あり)」 |
「移転一時抹消登録」 |
「移転永久抹消登録(還付なし)」 |
「移転永久抹消登録(還付あり)」 |
「変更一時抹消登録」 |
「継続検査」 |
まとめ
今回は「車検証の住所変更はオンラインで完結する方法」を解説してきた。
この住所変更を通常通りやると、警察署や陸運局で人混みの中でかなりの時間待たされることになる。
ましてこのコロナ禍の中では良い気持ちはしない。
またこれを業者に頼む手もあるが、そこにはそれなりの手数料が取られてしまう。
そう考えると、このOSSワンストップサービスは有難い。
ただ本記事でも書いてあるが、様々なサービスがある中完全オンラインで完結するものは「車検証の住所変更」のみと言うのが残念なところだ。しかし今後アップデートが進めば、名義変更や抹消などもオンラインで完結することだろう。
後一つ、補足になるが、車検証の名義変更をオンラインサービスでして、ナンバー変更もしなくてはいけない地域に行った場合、次回の車検までナンバー変更を猶予していただけるそうだ。ただいつまでも変更しないと罰則もあるので注意していただきたい。