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車の売却時にローンの組み直しについて詳しく解説!

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車を売りたいが「ローンの残債があるので売れるのか心配」という疑問や悩みを持ってはいないだろうか?

結論から言うと、一部を除き売却は可能である。その一部とはローン事故などで借り換えが効かない人のことだ。特殊なケースなのでそうでない方はそのまま読み続けていただきたい。

最近、自分の車の価値って調べたことありますか?

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ローンの残債が売却価格を上回っている場合の対処

まず車を「売却するのか、乗り換えるのか」で対処が変わってくる。どちらにしても今乗っている車がいくらで売れるのか?ローンを組み替えるにしても値段を把握しておく必要がある。まだ査定が済んでなかったり、済んでいる方もまずはこちらから。

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乗り換えの場合

ポイント

  • 新たに購入する車のローンに上乗せして組み直す
  • 新たに他の金融機関で借りて精算する

ここで注意点だが、オートローンを組む際に金利のことはしっかり確認していただきたい。ローンの残債が多くある場合組み替え審査が通らないことがある。そうなると金利の高い業者で申し込みになる場合があるので、しっかり考えた上で契約することをおすすめする。

売却だけの場合

ポイント

  • 不足分を自己資金で精算する
  • 不足分を他社で借り入れるす(金利の安いところで)
  • 買取業社でローン完済サービスを使う(金利が高い13%~15%)

自己資金があれば何も問題なく売却は可能だが、ない場合は買取業者の「ローン完済サービス」を使うこともできる。ただこのローンは通常のものと違い金利が高い傾向にある。年利で13%〜15%が相場となっているのがこの高い理由が、買取業者の手数料になっているからである。できれば金利の安い他の金融機関から借入をし精算するのが良いだろう。

所有者の確認(車検証)

念のために、所有権の確認をしておこう。

車検証には、「所有者」「使用者」の欄がある。

所有者→車を売却する権利がある。
使用者→車を使用することができる。

下記の赤枠のところに自分や家族の氏名があれば、仮に残債があっても売却可能だ。もちろん現金で購入した場合も同様になる。
ただ、中には銀行などから直接借りて業者に現金で払ってるが名義変更できないと勘違いしている方もいるので注意していただきたい。

ローンを組み直して返済できる?

結論できるのだが、ローンの仕組みを理解していないと損をすることがあるので特に注意していただきたい。

毎月のローン返済額を減らすことはできるか?

手法

  • ローン会社に相談の上、月々の返済額を減らす
  • 他社で組み替える(要注意)

「ローン会社に相談の上、月々の返済額を減らす」

これに関しては契約しているローン会社なりに相談するしかない。

「他社で組み替える」

これは理解していないと、損することがあるので気をつけていただきたい。
まず、オートローンの支払い方法は次の3つからなっている。

  1. 元利均等返済
  2. 元金均等返済
  3. アドオン返済

このうち主に使われるのが、「元利均等返済」と「元金均等返済」になる。よく使われているこの2つの説明をしていきたいと思う。

元利均等返済

元利均等返済とは、月々の返済額(元金、利息の合計)が同じ中、元金と利息の割合が変動してくものである。返済当初は利息の割合が多いので、長期払いのときは数年支払っても思ったより元本が減っていない。同じ条件で借りた場合こちらの方がトータルで支払う額は多くなる。

元金均等返済

元金が一定で返済できるので、ローン残債が確実に減り総支払い利息が少ないことがメリットになる。ただ返済当初は利息が高めに設定れているので負担が多いが、返済が進むにつれ利息分が減るので後々楽になるというもの。

引用元:ウェルスハック

この2つの返済方法でオートローンを契約しているのであれば、ローンの組み替えにメリットはほぼないのがわかると思う。一時的に支払額が減ったりすることはあるが、トータルで見ると損をしかねないので注意していただきたい。どちらの返済方法にしても返済当初は利息ばかり支払わされていることを頭に入れておこう。

実際にシミュレーションするとよくわかるので、興味のある方は試してみてほしい。ここでは現在の残高を入れると借り換え効果の最も高いマイカーローンを紹介してもらえる。また、マイカーローンを借り換えた場合の月々、ボーナスの返済額、返済総額とそれぞれの差額を一覧で比較できて、諸費用まで算出してもらえる優れものだ。車購入の前に是非とも使用していただきたいアイテムである。

その前に自分の車がいくらで売却できるのか?もしわかってなければ、無料なので調べておくのが良いだろう。

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EーLOANシミュレーション

ローンの残債をブラックで返済できる?

ローンが金融事故によりブラックになってしまった方はどうしたら良いのか?

これでは組み替えは不可能だ。一度事故を起こすと信用情報センターで情報が共有されるのでどこで申し込んでもダメである。

こうなったときは次の方法を考えよう。

手法

  1. 自力で稼いで返済する
  2. 債務整理
  3. 自己破産

状況は人それぞれで違うので一概に言えないが、本当に困った場合は参考にしてみてほしい。

ローンがブラックなのか調べる方法

オートローンの支払い中に遅れたことがあると、ローンの組み替えに不安を感じるのではないだろうか。そんなときは「信用情報開示制度」を利用して自分で信用情報機関に問い合わせをすればより確実だ。もしここで悪い情報があるのならわざわざローンの借り換えの審査を受けることはなく別の方法を考えることができる。下記の2社がほぼ全ての情報を持っているので調べたい方は参考にしてほしい。

jiccの場合

JICC(株式会社日本信用情報機構 )

  • スマホで申し込み可能
  • 約1週間ほどで開示される
  • 転送不要、簡易書留郵便で現住所に送付される

CICの場合

CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)

  • スマホで申し込み可能(決済にクレジットカード)
  • スマホ申込の場合、入力完了後即開示
  • 郵送、来社での開示も可能

ローン名義が別れた旦那の場合は?

これではローンの組み替えは到底できない。また名義を変えるにしても残債を支払う必要があるので車の名義の前に夫婦間の問題なので、専門の法律家と相談した方が良い。そのほか駐車違反をした場合など道路交通法の中には、名義人に責任を追及される時もあるので要注意だ。なるべくトラブルを避けよう。

車の売却、ローンの組み直しの手順はこちら

では車を実際に売却す手順はどうなのか?ここで説明していきたい。

手順1:売却する車の査定をしてもうらう(一括査定など)

まずは自分の車の価値を把握すること。そのためには様々な買取業者に査定してもらうことが先決。一括査定や、オークション形式査定など形態は様々。ただ現在は、中古車市場が高騰しておりタイミングとしては最高だ。その理由に新車で使われる「半導体」の不足や、急激な円安によりオークション相場が右肩上がりなのだ。余談ではあるが先日オークションで売却した平成6年式ランクル80ディーゼルは、30万キロ走行で、116万円もついたのだ。他の車種も軒並み高額がついているので、繰り返しになるが、今はチャンスだ。どんな状態のランクルが売れたのか知りたい方は、こちらからみていただければと思う。

手順2:売却する業者を決める

担当者と査定の日程調整をする。査定の前には車をできるだけ綺麗な状態に保って少しでも高額で買い取ってもらえるようにしていただきたい。査定中にあれやこれやと専門的なことを言ってきて値段を叩こうとすることもあるが、複数の業者に「相見積もり」をさせているので、希望額などはしっかり伝えよう。また買取額に納得ができない場合も遠慮せずに疑問を投げかけてみよう。

手順3:売却額でローンの返済をする

売却額でローン残債を支払える人はここで終了になる。残債に満たない場合はローンの組み直しなどの手続きが必要。また時期にもよるが自動車税の還付も担当者に聞いてみよう。5月に全額払った税金は売却した時期により差額が還付されるのだ。

車の売却時にローンの組み直しについてのまとめ

今は中古車業界が大変盛り上がっている。先にも書いたように半導体不足による、新車の納期の遅れや円安による外資の買い付けなど、中古車が今までにないくらい高騰している。これにより恩恵を受けられるのは、車を売ろうとしている一般ユーザーではないか。であればローン残債があり組み直しを考えているユーザーにも、自分が思っているより高く売れる可能性がある。もし乗ってる車が中古市場で人気のあるものなら、驚くような値段がつく時もある。なので「こんな車価値ないだろう」と諦めずに中古車査定をしていただきたい。そんな数ある査定業者の中でもユーザーの車を業者がオークション形式で競り合ってくれるものなどもある。この方式だと業者同士が競り合うので、売り手が何人もの買取業者と話すこともない。この高騰に乗って車を売る、乗り換えるのも良いチャンスではなかろうか。

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