「本ページはプロモーションが含まれています」
所有者が死亡し、車の売却価格が100万円以下の場合どういった手続きが必要なのか?できるだけ分かりやすく解説していきたいと思う。まずは下記の注意点を確認していただきたい。
<注意点>
- 所有者が亡くなった場合、相続人の名義に変更しないと売却も廃車にもできない
- 車検証の所有者欄がご家族の名義になっている
- 手続きする前に、自動車査定協会でに車の査定を済ませておく必要がある
最近、自分の車の価値って調べたことありますか?
「広告」
-
車の売却時「相見積もり」と「一括査定」で効率をよくするには?
「本ページはプロモーションが含まれています」 結論、相見積もりを自動的にやってくれる「一括査定」が効率的である。更にその一括査定の中でも「営業電話」があまり来ないものがおすすめだ。では詳しく解説してい ...
続きを見る
所有者死亡で車の売却額が100万円以下の手続きについて
<手続きの流れ>
※相続人が自分一人の場合は、遺産分割協議成立申立書が不要になるので要確認。
- 遺産分割協議成立申立書を記入
- 日本自動車査定協会で車の査定
- 必要書類の準備
- 管轄されている運輸支局で申請
- 完了
では詳しく解説していこう。
1、遺産分割協議成立申立書の記入例
まずは、遺産分割協議成立申立書を入手しよう。
入手方法は下記2つから。
- 各運輸局の窓口で入手する
- 運輸局ホームページからダウンロードする(関東運輸局HPより)
遺産分割協議成立申立書ダウンロードはこちらから
※上記リンクをクリックし中段にある、
遺産分割協議成立申立書を選択しよう。
遺産分割協議成立申立書の記入例
書式の用意ができたら、下記①〜⑨の記載をしよう。
① 登録番号
② 車体番号
③ 亡くなられた方の氏名
④ 亡くなられた日付
⑤ 遺産分割協議が成立した日付
⑥ 遺産分割協議が成立した日付以降に相続人が同意した日付
⑦ 申請した日
⑧ 新所有者の住所、氏名
⑨ 実印で押印
車の相続査定はどこ?「日本自動車査定協会」しかない
遺産分割協議を成立させるには、相続する車の査定が必須になる。そこでその査定ができるのが日本自動車査定協会だ。お住まいの地域の査定協会に連絡し査定を済ませておこう。
- 日本自動車査定協会に連絡(お住まいの地域の支所を選択)
- 査定の依頼
- 日時を合わせ査定の実行(査定費用の支払い)
- 査定完了(1週間くらいかかることが多い)
日本自動車査定協会は8つのブロックに分かれているので、下記URLよりアクセスしてみよう。
<査定費用(税込価格)>
車種 | 費用 |
---|---|
普通車(3ナンバー) | 9,900円 |
普通車(5ナンバー) | 7,150円 |
軽自動車 | 7,150円 |
輸入車 | 12,100円 |
特装車 | 12,100円 |
査定を頼むと出張費用もかかる。(東京都内の場合)2,200円(税込)
この費用は支所により変わるので確認が必要だ。
査定が完了すると郵送で送ってもうらか、窓口で直接受け取るかの2つ。
郵送の場合はレターパック料金がかかるのことも忘れずに。
運輸支局に提出する必要書類
ここで運輸支局について説明するが、ここは通常車の名義変更をする場所のことを指す。(陸運局)簡単に言えば車の名義変更の手続きとやることは同じだが、提出書類に違いがあるだけなので、名義変更の経験がある方はスムーズにできるはずだ。
<必要書類>
旧所有者 | 新所有者 |
---|---|
自動車検査証 | 戸籍謄本 |
戸籍謄本か除籍謄本(死亡が確認できるもの) | 印鑑証明 |
ナンバープレート | 車庫証明 |
査定書(日本自動車査定協会によるものに限る) | |
査定士の写し | |
委任状(手続きを依頼する場合) |
管轄されている運輸支局で申請(陸運局)
<自分で名義変更をする場合>
陸運局で入手、記入する書類
- 手数料納付書
- 自動車税、自動車取得税申告書
- OCRシート1号様式
OCRシートはこちらからダウンロード可能
国土交通省ー自動車OCR申請各種様式
陸運局での流れ
- 移転登録申請書、自動車税・自動車税取得税申告書を入手して申請
- 印紙購入(印紙販売窓口で500円程度)
- 記載完了後、窓口に必要書類一式を提出
- 新車検証の受け取り
名義変更の経験のない方は少々大変なことかもしれない。しかし代行という手もあるので次の章を参考にしてほしい。
車の所有者死亡の場合、名義変更の代行について
代行できるところは概ね次の3か所になる。
- 司法書士、行政書士、弁護士などの士業
- カーディーラー
- 買取業車
依頼にかかる代行費用の相場は1万円〜3万円ほどになる。
安い費用ではないが、この一連の流れをすべて任せられるなら代行に頼むのも良いだろう。
車の売却をお考えの方へ
先にも話した通り、一度相続人の名義にしないと売却や廃車はできない。
手続きが完了し、その車を自分で乗るのか、売却するのか、廃車にするのかに分かれると思う。
そこで、今回は「売却」をお考えの方へお得な売却の仕方を伝えたいと思う。
2022年9月現在、中古車相場は高騰継続中!
今は我々、中古車業者は仕入れが大変である。中古車の相場が高騰を継続しているからである。その原因は、半導体不足やコロナ禍のため「新車販売」の遅れや停止によるものだ。人気車種だと最長4年待ちなどザラである。確か以前から数年まちの車種は確かにあった。しかし今では「カローラクロス」などの大衆車でも2〜3年待ちなど一般車まで新車が手に入りづらくなってきている。
そのことが原因で、新車を買うのをあきらめた層が、中古車購入に流れ出ている。この他にもアラブを中心とする輸出業者が日本の中古車市場からオイルマネーを元に買い漁っている現状も起因している。またトヨタランドクルーザー300に関しては、現金で購入したとしても所有権が一定期間取られて売却することができないほどだ。それもこれも新車の納期が遅いので新車を購入後すぐオークションに出品すると、新車価格の1.5倍〜2倍近くの値段で売れるからである。
そこで今回は100万円以下の車の売却の話になるのだが、低年式で走行距離も10万キロを超えているものであっても、車種によっては高額が期待できるものも多数ある。「査定協会では100万円以下であったが実際に売るともっと高く売れた」ということもあり得るので、自分の車の価値がどれくらいなのか、また調べるにはどこの業者が良いのか?を車屋目線でお伝えしたいと思う。
おすすめの買取業者
まず、中古車の買取業者の査定と、今回実施した「日本自動車査定協会」とは違うものなので理解していただきたい。特にプレミアのついた中古車の場合、日本自動車査定協会では査定を引き受けてくれない場合がある。しかし買取業者の場合はその時々の相場で買い取っていただけるので、今回は中古車買取業者について説明していこう
そこで現在では、違った形でユーザーにストレスを与えずに、しかも合理的に高く売れる方法を手法とする買取業者があるのでご紹介したい。
弊社のおすすめが、楽天カーオークションになる。
おすすめの理由!
オークションだから相場より高く売れる可能性あり
楽天IDがあれば「1分で申し込み完了」
こちらの動画だと楽天カーオークションの良さがより詳しくわかる。
「広告」
一括査定のような営業電話もなく、全国の多数の業者がオークション形式で競り合ってくれるシステムは他にはほぼない。中間マージンがカットされていることもあり他社よりも高額が期待できるシステムになっている。中古市場の高騰も、いつまで続くのかわからないし、無料で参加できる今ががチャンスだ。
「広告」
まとめ
今回は必要書類から売却までの解説だったが、自分で全てをやるのは大変なことだと思う。費用を出せるのであれば各業者に依頼するのがおすすめだ。また車の売却は中古車高騰の今がチャンスということも忘れずに。